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キュウリの種採り2010年08月01日 20時58分

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***** キュウリ「シャキット」の採種 *****
 ミニトマト、シシトウ、唐辛子、茄子などの収穫をしました。
 キュウリのシャキット種取り用も、今日、採ってきました。はじめて実が出来たキュウリで大きくなっています。色も黄色くなっていますので、採種出来そうです。
画像1(本日の収穫)

 カボチャやスイカ同様、ウリ科のキュウリにも雌花と雄花があります。キュウリも子房がある雌花のほうが果実になりますが、花粉が全く付かなくても実が付きます。そのため、キュウリの中には種が出来ていないものがあります。また、種が出来ていても交配が十分でなかった場合には種が少ない場合があります。
 今回採種用にしておいたシャキットの果実は、人工交配していませんので、種が無いかも知れません。有っても少ないのではないかと思います。
 大きくて曲がっていたので半分に切って、更に、縦に割ってみました。補足なんている果尻のところには種がなさそうですが、果頭付近の太くなっているところには種がありました。。
画像2(シャキットの切断)

 種を取り出し、種の周りに付いているゼリー状のものを除くため、金網の小ざるに入れて上から水を流します。米を研ぐ要領でかき混ぜていると、簡単に種だけを取り出すことが出来ます。
 この後、種の選別をしなければなりませんが、取り敢えず、今日はこの状態で天日に当てて乾かしておきました。

 作った野菜の種を取って、翌年、その種を播いて野菜を作ろうとしているのには、幾つか理由があります。
 毎年、数種類の新しい種を購入しています。そのほとんどがF1種(一代交配種)です。より作りやすく、美味しい野菜を提供しようと、種やさんは研究開発をしているのだろうと思います。こうしたF1種で同じ品質の野菜を、毎年作りたいと考えるなら、毎年、種を購入しなければなりません。私は、野菜作りで生計を立てているわけではなく、趣味で野菜作りをして楽しんでいるだけですので、少々、味や形が悪かろうと、一向に困りません。むしろ、無農薬栽培に近く、栽培方法も自身で納得してやっていますので、安全で、安心して口にすることが出来ます。子供の頃、祖母が作っていた野菜は、そんな野菜でした。スーパーに並んでいるキュウリを見ると、形はスマートで真っ直ぐです。大きさも揃っています。野菜を作っていると、こんな綺麗なキュウリばかりが出来るはずはないと思います。スーパーに並んでいるキュウリの方が異常ではないかとさえ思えてくるのです。曲がったキュウリや先細りや先太りのキュウリなどがあるのが自然です。消費者が好まないから店頭に並ばないのかも知れませんが、形が様々なキュウリを、真っ直ぐで形の整ったキュウリの横に並べて、値段を真っ直ぐなキュウリの半額くらいで売れば、果たして、消費者はどちらを選ぶだろうか。私なら曲がったキュウリを選ぶだろうと思います。
 もう一つの理由は、F1種から出来た野菜の種から、どんな野菜が出来るだろうかということに興味があるからです。もし、この種から育てた野菜が病虫害に弱く上手に育てられなかったり、味が極端に悪かったりするようなら、翌年は新しい種を購入しようと考えています。それと、種採りが難しい野菜もありますので、そのような野菜は、毎年、種を購入します。何が何でも自家採種して野菜作りをしようとは考えていません。臨機応変に出来るのも家庭菜園の良いところではないでしょうか。
 自分で作った野菜から種を取って、更にその種から野菜を作ることは、私にとっては、最も楽しいことでもあります。
画像3(シャキットの採種水洗い) 画像4(シャキットの種)
水を流しながらゼリー状部分を取り除く(左) 採種したシャキットの種(右)

***** ニンジンの発芽 *****
 一週間前に播いたニンジン「本紅金時」が発芽していました。
 3日前に播いたブロッコリーも発芽しています。天候の条件が揃うと発芽も早いようです。ニンジンの「Dr.カロテン」が2週間後に発芽したのに比べてみると、水と気温が発芽には絶対条件であることがよく分かります。「Dr.カロテン」を播種した後、晴天が続き、雨が降りませんでした。朝夕の水遣りはしていましたが、十分ではなかったようです。今回の「本紅金時」の場合には、毎日、夕立があり、日中は晴れて気温が高く、発芽条件を満たしていたのではないかと思います。
画像5(本紅金時の発芽)



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