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昼前に突風が吹きました2012年01月05日 16時53分

[ユズ] ブログ村キーワード

 朝から季節風が強く吹いていました。西風が吹き始めると、こちらでは晴天が続きます。子供の頃住んでいた日本海側では曇り空で行きが振ることが多かったように思います。寒さはどちらも同じかも知れませんが、湿気を伴った日本海側の空気の方が、私には合っているように思います。乾燥した太平洋側の冷たい空気は、肌を刺すような冷たさです。

 昨日、家内の従兄弟の葬式があり、家内と二人で参列しました。正午から約1時間、お寺での葬儀で、従兄弟の兄弟と河口湖の叔父、それに私たち夫婦だけのひっそりとした葬儀でした。
 帰宅後、家内は義父の待つ病院へ出かけ、夜になって帰ってきました。家内の話だと、「明日(5日)にチューブを腸まで入れる」とのこと。今朝、病院から電話があり、「外科担当の医師が話しをしたいので、12時に来院してほしい」との内容でした。病院からの電話を受ける度に「ドキッ」とすることが多いですが、内容を聞いて、少し安堵しました。
 私と家内は、それぞれの車で、相前後して11時10分頃に家を出て病院へ向かいました。私の方が先に出発しました。自宅から国道へ出る頃に、突然、強い風が吹き、土埃が舞い上がっていました。冬型の気圧配置が強まっているのではないかと思われます。

***** 富士見バイパスから見た富士山 *****
 富士吉田の富士見バイパスに入ると、急に視界が開け、前方に富士山が見えます。病院までは富士山に向かって走行することになります。
 デジカメの「LUMIX DMC-FX35」は、朝起きてから夕方、パソコンの前に座るまでの間、いつもベルトに付けて携行しています。車を走らせながら、カメラを取りだし、信号で停車したときに電源を入れ、素早く撮影します。
 西風が強いときには、富士山の東側に、山頂から稜線に沿って雲が張り付きます。
画像1(富士山)

***** 市立病院前から見たから見た富士山 *****
 病院の駐車場に車を入れ、坂道を上ると病院の正面玄関に出ます。病院前からの富士山は、その前に薬局があるため、遠景の富士山が大きく見えます。
画像2(病院前から見た富士山)

***** 院内4階ディルームから見た富士山 *****
 4階に病室に着きました。義父は口を開けて寝ていました。以前に比べると、やつれてきています。腸の動きが悪くなっていて、鼻からチューブを胃まで入れています。今日は、このチューブを外して、もう少し太いチューブを小腸まで入れることになっています。
 胃までチューブを入れるのは内科的な処置ですが、小腸までは外科の担当医が処置することになっています。
 外科医の話を聞くために来たのですが、12時を過ぎても医師が来なくて、午後1時前になってようやく話を聞くことが出来ました。医師の話だと、小腸までチューブを入れても腸閉塞の症状が改善されないかも知れないとのこと。その処置について家族が判断してほしいということでした。このまま放っておけば、より悪化するだけであるので、改善の見込みが少しでもあるならば処置してほしい旨を伝えました。
画像3(デイルームから見た富士山)
 病棟の4階にはデイルームがあり、入院患者の家族などが、電話を掛けたり、食事をしたり、手術中に待っている場所として使えます。外科医が来るまでの間、義父の病室やこのデイルームに居て待っていました。デイルームの窓からも富士山が見えます。4階なので遮るものがなく、正面に見えます。下の写真の右側には山頂から下ろした富士山ドームがあるのですが、画像が切れてしまいました。
画像4(デイルームから見た富士山)

***** 水を張った田圃 *****
 午後1時25分、義父は1階のX線テレビのある処置室に入りました。30分程度の処置になると聞いていましたが、入室して10分経過したところで、医師が出てきて、廊下で待っていた私たちに「若干時間がかかりそうだ」と話しました。鼻から入れるチューブが上手く誘導できない場合もあるので、そのときは、チューブと同時に胃カメラを入れるとのこと。胃カメラ用のモニターを内視鏡検査室から持ち出し、処置室に運び入れていました。内視鏡検査室前には、外来患者の方が椅子に座って待っていましたが、義父の処置の方が先になってしまったため、義父の処置が終わるまで待たされていました。
 時折、義父の嗚咽が、待っている廊下まで聞こえてきました。喉をチューブが通るときに発しているようで、苦しそうでした。
 待っている間、病院の外に出てみました。病院東側は一面田圃が広がっています。どの田圃も乾燥した土が風邪で舞い上がっていましたが、所々、水が張られていました。何のために水が張られているのか分かりません。寒いところなので、昔は田圃に水を張って凍らせ、スケートをしたという話を聞いたことがあります。近頃は水を張っても凍ることはなく、スケートも出来なくなったようです。
画像5(水を張った田圃)

***** 黄色く色付いたユズ *****
 30分の予定が50分になりました。午後2時15分に、義父が処置室から出てきました。病室の戻っても、目を閉じたままで、ウツラウツラと眠っています。時々、足先をビクッと動かす程度で、眉間にしわを寄せて、少し疲れた様子でした。
 今回入れたチューブは、前回のチューブのように自然にまかせて内液を外に出すのではなく、吸引器を使って強制的に排出します。病室に戻り、暫く経って、看護士が吸引器を運んできました。小型の温風ヒーターほどの大きさで、鼻から出ているチューブを吸引器側から伸びているチューブにつなぎセットされました。吸引設定圧は-10hPa(ヘクトパスカル)となっていました。
 ほどなくして、チューブを伝って液が流れ出てきましたが、つながれているチューブの途中に2本、別のチューブの端子が付いていて、その一つから液がこぼれ出ていました。それが床に落ちているので、心配になり、ナースコールを押して看護士を呼びました。漏れているのを確かめているようでしたが、来た看護士もよく分からないようで、別の看護士を呼びに行き二人で調べているようでした。しばらく調べていましたが、そのまま病室から出て行ってしまいました。チューブの端子を見ると、まだ、液が漏れ出ています。床を濡らさないようにティッシュペーパを何枚か敷いて様子を見ることにしました。

 義父が落ち着いて寝ていたので、午後3時頃になって、家内と交代で、遅い昼食をディルームで取りました。家内は、引き続き、病室に残り、私は自宅に戻ってきました。
画像6(黄色くなってきたユズ)
 今年に入り、ゆっくりと畑や庭を見ていることがなく、今年の夏野菜の種は何にするか決めるまでになっていません。昨年は、この時期、すでに種を購入し、ポット蒔きの準備をしていました。今年は3月に入ってから蒔く予定ですが、種の準備は、そろそろしておいた方が良さそうです。
 庭に植えたユズの木に、実が生っています。年が明けて一段と黄色くなってきています。


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