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冬取り聖護院の収穫2012年01月15日 15時32分

[大根] ブログ村キーワード

***** 最後の大根 *****
 畑に残してあった大根「冬取り聖護院」を収穫しました。ただ1個だけ残してあったので、これで畑には大根が無くなりました。地中保存した大根が残っていますので、大根には困らないです。
 今季の大根栽培は、どれも生育が良く、満足できるものでした。股割れや素入りなども無くて良かったです。
画像1(冬取り聖護院)

 冬取り聖護院は、栽培したどれも大きく、聖護院の名にふさわしいものでした。この聖護院大根は昨夜の夕食に、肉と煮込んで頂きました。
画像2(冬取り聖護院)

***** 義父の病状 *****
 昨日朝、家内の携帯に病院から電話がありました。看護士の話だと、夜、チューブを外そうとしたりしていたので、家族の方に付いていてほしいとのことでした。
家内、義妹、私の三人で、それぞれの車で病院へ出かけました。一足先に家を出た私は、病室のベッドの柵に取り付けた拘束帯で両手首を固定されている義父にびっくりしました。すぐに看護士がやって来て、拘束帯を外してくれました。義父は頭はしっかりしていて、人の話も理解できるし、言葉ははっきりしないけれどもしゃべることも出来ます。金曜日の夜ということもあって夜勤の看護士さんが手薄になっていたのではないかと思われます。
 ほどなく、義妹、家内がやって来て、私は先に自宅に戻ってきました。続いて家内も戻ってきて昼食後、再び、家内は病院へ行きました。病院に残っていた義妹と交代して、夕方4時まで病院にいました。午後4時からは私が付き添い、消灯時刻の9時までいて、泊まり込む家内と交代しました。昨日、家内は病院と自宅の間を3往復したことになります。
 家内の負担を考えて、今朝3時半に起きて、4時に病院へ行き、家内を家に帰らせ、私は義妹がやってくる午前11時30分まで義父に付き添っていました。義妹は、今夜の消灯時刻までいて、家内と交代する予定です。
 義父の病状の悪化があり、家族の付き添いが必要になってきました。24時間体制、3人で交代しながら付き添って行くことになりそうです。
画像3(富士山)
 義父は痛み止めの点滴を受け、それが効いている間は眠っていますが、体力が落ち、呼吸が荒くなってきているので、体を少しで動かすと暫く苦しそうにしています。
 昨夜は6時頃から8時頃までは比較的安定していて、静かに眠っていました。0時頃からは目を開けて、時々、大きな声を出したり、体をピクピクけいれんさせたりしていました。今朝、家内と交代した頃には再び眠り出しましたが、8時前頃になってお腹のあたりに手を持って行き、痛いと訴えていました。ナースステーション前にベッドが移されているので、義父の状態を伝え、肩に注射をして頂きました。その後も痛み止めや炎症を抑える点滴がされたり、腎臓に伸びている管から老廃物の吸引をしたりしていました。相変わらず呼吸は荒く、苦しいようです。
 昨日は、午後4時から9時まで、今日は午前4時から11時30分まで、義父に付き添いました。昨日あたりから発する声も弱々しく、口を大きく開いて一語づつ、短い言葉で訴えてきます。単語らしきものを聞き取って、その言葉から痛いのか、さすってくれなのかを判断します。義父と二人だけで、こんなに長い時間いたことは、これまでにありませんでした。何かを伝えるとき以外は、手を握っいます。義父は手のひらを広げたままで、こちらが撫でたり、押さえたりするのですが、突然、義父が強く握りかえしてきました。左手を握ってから、ベッドサイドの右側に移り右手を握ったときでした。うつろな目で天井を見ているだけで表情が変わらなかったのですが、何度も何度も私の手を強く握りかえしていました。私はもう一方の手で握っている義父の右手を包み、とんとんと手の甲を軽く叩きました。その後、再びベッドサイドを変わり、左手を握ると、再び、強く握りかえしてきました。私ももう一方の手で義父の手を包み、手の甲をトントンと軽く叩きました。この間、私も義父も無言のままです。義父が何を伝えたかったのかは、私にはよく分かりました。それに、私は手の甲を叩くことによって答えました。不思議な瞬間でした。静まりかえった病室の中で、無言で会話をしました。
 処置をして貰ったりすると、苦しそうに顔をしかめることもありますが、それが終わると、聞き取りづらい、うめくような声で「ありがとう」と、云っています。悪く言えば、外面がよいということになりますが、耐え難い苦痛があるときでも、感謝の言葉が出てくるのは、義父の優しい人間性の表れであると思えてなりません。



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