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雪の一日2012年01月20日 20時50分

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 昨夜から雪が降り続き、今朝は一面銀世界でした。
 昨日午後あたりから喉が痛く、鼻水が出て、少々風邪気味です。義父の付き添いをするのを控えたいですが、家内が昨夜から病院に泊まり込んでいるので、家の中のことをし終わって、午前9時半頃、病院へ向かいました。雪は小降りになったものの降り続いています。
画像1(雪の畑)
今朝の畑

 富士山に向かって上って行くことになるので、上に行くに従って積雪が増えてきます。「暮地(クレチ)の坂」の勾配の急な道では、スリップした車などがあると大渋滞になってしまいます。幸い、先日の雪の経験が生かされているのか、スムースに登り切ることが出来ました。この坂道の上と下では雪の量が違います。
画像3(暮地の坂)
暮地の坂

 病院へ通じる富士見バイパスにはいると、更に、雪が増えてきます。道路のアスファルトが見えなくなっていて、チェーンを巻いた車が走った後のわだちは、凸凹していてハンドルを取られてしまいます。
画像2(富士見バイパス)
富士見バイパスに入った地点
 午前10時過ぎに病院に到着しました。家内を付き添いようの簡易ベッドで休ませ、義父の付き添いを交代しました。昨夜も、義父は寝付かれず、周期的に心拍数が上昇、下降を繰り返して、その都度、苦しそうにしていたようです。交代した後も、同じ状況でした。楽になる時間が短くなってきています。そのわずかな時間に、水を飲ませたり、顔や首を吹いてやったりしていました。顔を拭いてやると、気持ちよさそうにしています。
 義父が入っている部屋は4つのベッドが並んで入っていて、間をカーテンで仕切ってあります。昨日午前中までは、義父ともう一人おばあさんがいました。午後になって、残りの二つのベッドにも患者さんが入ってきました。この部屋は付き添い者が寝られるように、広くなっています。午後入った患者は、義父の隣のベッドと最も離れたところにあるベッドでした。どちらの患者さんも重傷らしく、家族や親戚などの方々が入れ替わり立ち替わり入ってきて、大きな声で患者に話しかけたり、付き添っている家族と話しをしたりしていました。家内は簡易ベッドで休もうとしましたが、話し声が耳に付いて寝るどころではありません。横になって体を休めることしかできません。
 午後になって、義父のベッドから最も離れたところのベッドの患者さんが亡くなりました。家族の方々が居なくなって、静かになったのでベッドの方へ見に行くと、カーテンが開けられ、ベッドがありませんでした。
 ようやく静かになったかに見えたのですが、隣のベッドに寝かされている患者さんの呼吸音が大きくて、やはり家内は眠られません。午後6時を過ぎた頃に、その呼吸音が聞こえなくなりました。隣との仕切になっているカーテンがヒラヒラと人が動くたびに揺れていました。その後、家族の方が携帯電話を掛けているようでした。その電話の内容がカーテン越しに聞こえてきます。義父にも聞こえているはずです。義父は安宅はしっかりしていて、耳も良く聞こえます。義父が苦しい状況にあるときに、聞かせたくない内容です。今日は、この部屋で二人の患者さんが亡くなりました。
 家族にとっては、大切な方が亡くなったのですから、悲しみも深いだろうと思います。そのことはよく分かりますが、その場所がカーテン一枚で仕切られている病室であることを考えて、配慮すべきでなはいかと思います。病室の前の廊下やデイルームで話すべき内容ではないかと...。

 昼食は病院の売店で買ったおにぎりをデイルームで食べました。義父から目が離せないので、交代して取りました。
 午後4時頃に、病院近くのスーパーへ夕食の弁当を買いに家内が出かけました。家内に先に夕食を食べさせ、私は午後7時に病院を出て、弁当を持って自宅に戻りました。明日は出来るだけ早く病院へ行って家内と交代しようと考えていますが、路面が凍っていると思われるので、空が明るくなってからになるかと思います。
 明日、夜には再び雪になるようです。雪が降る前に家内に病院に来させなければなりません。そのためには、私が日中は義父の付き添いをして夕方の交代になるだろうと考えています。
 午後6時過ぎから、義父の心電図を見ると、波形がかなり乱れてきていました。トントンと打ち続けるピークパルスの他に無数のパルスが出ています。通常のパルスと同じ程度の大きな振幅の波形です。心拍数が80台に下がっても、その部分は変わらず、そのために義父は苦しそうにしています。夕方、担当の医師3人が回診に来ました。医師の話だと、不快感があると心拍数が上昇すると云っていましたが、義父の前なので詳しいことが聞けませんでした。ただ、尿量が昨日あたりから増えていて、自力で回復してきているとの見方でした。水を欲しがるのも、尿量が増えてきているためかと思います。
 義父との会話は、義父のゼスチャーを読みとり。それが何を意味するかを判断しなければなりません。右手を頭の付近に持っていったりすると、何をして欲しいのか、いくつか答えを並べて、義父の頷きで意志が分かります。今日は2度、濡らしたタオルで顔を拭いてやりました。首筋や顎のあたりを吹いてやると気持ちよさそうにしています。そのときには心拍の乱れはありません。水を催促するときも同じです。




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