毎日が日曜日

1 ***********　大晦日　***********
　今年も今日一日となりました。
　正月用のお節づくりは黒豆を水につけたり、弱火にコトコトと煮たりするのに時間がかかり、２日前から始まっています。
　煮物は食材によって味付けを変えるため、午前中から作り始め、午後になって出来上がりました。
　私の担当は田作りと錦玉子です。
　田作りは、カタクチイワシを弱火で焦がさないように炒らなければならないので炒っている間は離れることができません。手でポキッと折れるまで水分を抜きますが、暖かいうちは柔らかいので分かりません。時間を見ながら焦げる寸前で火を止めて、冷めてからカリカリになっているか確かめています。

　錦玉子は、ゆで卵を白身と黄身に分けて裏漉しします。手間のかかる一品です。裏漉しした白身と黄身にそれぞれ味付けをして、蒸し器の枠に白身、黄身の順に２層にして蒸せば出来上がりです。

　お年のお節は品数が少ないです。コロナの影響で子供たちの帰省がなく、妻と二人だけなので３が日食べられる量になっています。
　以前は近所の老夫婦のところや妻の叔父のところへもお節を作って届けていましたが、最近は妻のいとこのところ、一か所だけ届けています。

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