毎日が日曜日

[そらまめ] ブログ村キーワード

　昨日までは晴れていましたが、今日は雨が降っています。連日、福島原発や東北関東大地震の被害・支援状況などテレビから目が離せない状態です。
　我が家の次男は、会社の上司の家族とと共に、その方の実家のある新潟まで車で来て、上越新幹線、中央線と乗り継いで、選手１６日に無事帰ってきました。その後、同じ会社に勤めていた方が、別ルートで我が家に避難してきました。
　普段は家内と二人きりの家庭ですが、人数が増えて賑やかになっています。次男は会社と連絡を取りながら、今後の対応を考えているようです。
　次男が勤めてる会社の建て屋は、多賀城市で海岸から２キロ弱のところにあります。地震発生時は２階にいました。上司がとにかく高台に逃げるようにと伝えたそうです。海岸寄りにも高台があるそうなのですが、別の上司の方が海岸に近い方は危険だからと、市役所のある方へ車を向けて進んだそうです。道は避難する車で大渋滞になっていたと云っています。次男は住んでいたアパートが会社のあるところよりも更に海岸よりのところにあります。アパートから会社までは普段歩いて通っていますので、自分の車はアパートに置いてありました。一瞬、アパートに寄って車を持ち出そうかと考えたようですが、地震の揺れの大きさから危険が迫っていると感じたらしく、車を持ち出すのを諦めて多賀城市の文化センターへ逃げ込みました。
　津波の後、会社の建物に入って、置いてきてしまった携帯電話を持ち出したそうです。１階は完全に津波が達していたようです。アパートへは腰まで水に浸かりながら行ってみたそうですが、車は勿論、津波に流されて室内のものを持ち出すことは出来なかったと話していました。
　地震のあった夜に、公衆電話から安否を知らせてきましたが、その後は、避難所での仕事や会社からの連絡・支援などの対応に追われていました。ライフラインを全く絶たれてしまった中での生活をしていたようです。
　毎日、次男は会社との連絡に追われ、好きな渓流釣りをすることも出来ません。昨日は、避難してきている方や次男を連れて、気晴らしに御坂峠の天下茶屋までドライブしてきました。連休の中日にもかかわらず、県外からの車は一台もなくて、ここにも地震や原発の影響が現れていました。峠を下りて河口湖を一周して帰ってきました。

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