茗荷 ― 2008年06月21日 17時15分
曽雌ニンニク ― 2008年06月21日 17時20分
19日夕方、嘗て仕事を一緒にした先輩と近況報告を兼ねて、石和のホテルで夕食を共にしました。
私が現職時代に大変お世話になったA氏が、3年ほど前からニンニク栽培を、地域の方々と共に町おこしの一つとして行っています。
そのA氏から取れたてのニンニクを頂きました。
私が初めて栽培したニンニクが病気にかかり、うまくできなかった話をしたところ、栽培のノウハウを幾つか教わりました。
「ジャンボニンニクだけは、何とか育っているようです。」
と、話したところ、
「ジャンボニンニクは遺伝子組み換えにより作られているので、1年目は大きなニンニクが出来るが、それを種に育てても2年目は元の大きさの小さなニンニクしかできない。」
とのことでした。
ジャンボニンニクの種として売られているものは、病気に強く、大きなニンニクが出来るが、それは一世代のみということです。
つまり、遺伝子組み換えでは、組み替えられた遺伝子は後の世代には伝わらないということなのでしょう。云われてみればなるほどと納得できます。
また、ニンニクの栽培は、書物などから得た知識だけでは作れず、経験することが大切であるとも話しておられました。
ご自身は論理的に物事を遂行して行く方でしたので、この言葉には確かにそのとおりと思える実感があります。
私自身、どちらかというと、先ず書物やネットから情報を得て、それから実行するタイプなのですが、ここ3ケ月間の作物栽培でマニュアルどおりにやってみても、決してそのとおりにならないことを知りました。
何事においてもそうだと思います。
例えば、ゴルフをするのに本で得た知識だけではゴルフは出来ません。
囲碁や将棋なども同様だろうと思います。(経験がないので分かりませんが...。)
野菜作りのように自然を相手にしている場合は、天候の変化、土壌や作物のの状態など、刻々変わる変化に的確に対応する必要があるのだろうと思います。それは、多分、経験や勘が必要なのだろうと思います。
4月から趣味で始めた畑仕事ですが、焦らず楽しくやって行きたいと思っています。
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