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畑の準備2017年02月22日 14時53分

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*********** 山芋の植え付け場所 ***********
 山芋の植え付ける場所にしようと、畑の北側、坂の横を片付けることにしました。この場所は、以前田んぼだったときの馬入れの狭い場所です。この部分だけは田んぼでなかったため、下の方まで土が入っています。
 昨年マリーゴールドを植えていて、そのままになっていました。
画像1(畑の北側隅の片付け)

 枯れ枝や草を取り除いて、綺麗に片付けてみましたが、土がある部分が狭すぎて山芋を植え付けるには不向きだということが分かりました。
画像2(畑の北側隅の片付け)

 畑のあちこち探したあげく、日陰にならない北東側で、他の野菜の栽培に邪魔にならない場所に山芋を植え付けることにしました。
 使わなくなったコンポストの上に漬け物用のポリ樽を載せて、中に畑の土を入れました。高さは1m以上あります。コンポストもポリ樽も上が狭く下側が広いので、山芋を収穫するときには上へ抜けば取り外せるはずです。
 地上に出ている部分は、夏は地温が上がり、冬は下がって凍る可能性があるので、周りを藁で囲う予定です。
画像3(山芋用のコンポスト)

画像4(山芋用のコンポスト)

*********** 刻み藁の漉き込み ***********
 今週日曜日に堆肥を入れた畑に藁を漉き込むことにしました。
 藁をそのまま入れたのでは分解しにくいので、短く刻んで入れます。
 藁の裁断機は、隣の畑のKさんが使っていたのを頂きました。裁断機は初めて使います。刃の部分が上側に弧を描いています。刃はよく研がれていて鋭いです。Kさんが道具を大事に使っていたのが分かります。
画像5(藁を刻む裁断機)

 刃の上に藁を置いて、上から刃を挟むようになっている金具を下ろすとザックリと切れます。
画像6(藁を刻む裁断機)

 藁の切り口は綺麗な断面です。
画像7(刻んだ藁の断面)

 10~20センチほどの長さに刻んだ藁を畑に入れました。
 これまでは籾殻を入れていましたが、刻んだ藁でも、同じように土の中に空気が入り、土が軟らかくなります。
画像8(畑に入れた刻んだ藁)

 明日、春3番の風が吹きそうなので、今日のうちに耕して、刻んだ藁を漉き込みました。
画像9(刻んだ藁の漉き込み)

 米作りは、米はもちろん、精米で出た糠、籾殻、藁など、捨てるところがありません。先人の知恵が今も生きていて、農業に無駄なく使えます。畑に漉き込んで堆肥として使うだけでなく、籾殻は山芋などの野菜を貯蔵するのにも適しています。藁は収穫した野菜を束ねたり、燃やして灰にして畑に入れたり、寒さ避けに敷き藁としたり、様々な使い方が出来ます。
 我が家の周りにあった田んぼが次々と畑になったり荒れ地になっています。米作りなど、代々受け継がれてきた農業が廃れて行き、先人が培った知恵が途絶えてしまうのは、もったいないことです。
画像10(刻んだ藁の漉き込み)



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