毎日が日曜日

　今朝は一面真っ白でした。
　積雪といえるほどは積もらず、雪は地面の表面を薄く覆っている程度でした。
　今日も７時半頃、電話がありました。
　今日の電話は義母が入っている施設からでした。電話のディスプレーにかけてきた相手方が表示されるので、受話器を取る前に、義母に何かあったのではと心配になります。
　今日は義母が病院へ行き、胸部・腹部のエコー検査や血液検査を受けることになっていました。検査のための予約や介護タクシーの予約をあらかじめしてあるので、付きそう家内は病院の前で待っていることになっています。
　電話の内容は、義母に朝食を取らせてしまったということでした。検査があるので朝食抜きで病院へ行くことになっており、施設の壁には大きな文字で、「１８日朝、絶食」と書いてあります。念のため、家内は木曜日に施設へ行った際、義母に昼食の介護をしながら、施設の方に分かるように、少し大きな声で「土曜日は病院で検査を受けるので朝食は食べられない」と義母に言い聞かせておいたそうです。
　施設からの電話の後、病院へ電話をして、朝食を取ってしまったけれども検査を受けることが出来るか問い合わせました。病院からは、とにかく来院してくださいとのこと。
　予定通り、予約時刻に間に合うように家内は病院へ出かけて行きました。
　病院での検査を終え、介護タクシーで施設に戻った義母とともに、家内は施設に行って、義母の昼食の介護をして帰ってきました。
　朝食を取ってしまったので、腹部のエコー検査や血液検査が出来ないだろうと思っていましたが、担当医者から、義母が出直すのも大変だからとにかく検査をやってみますと云って、予定の検査をしてくれたそうです。
　義母や義叔母は高齢なので、真冬のこの時期は特に、電話が鳴る度にドキッとします。

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