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モグラ避け風車の制作方法2016年03月15日 16時39分

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*********** 今季最後の雪景色(?) ***********
 今朝はあたり一面真っ白でした。積雪は5センチ程度で、湿った雪です。明け方、ソーラーパネルを載せている屋根から、雪が落ちる音で目が覚めました。
画像1(近くの山)

 三つ峠も冬の装いですが、朝日が柔らかく当たって、何となく春先の姿です。
画像2(三つ峠)

 朝のうちは、畑も庭も真っ白でしたが、日中、陽が射して気温が上がり、午後にはすっかり溶けてしまいました。
画像3(畑の雪)

*********** モグラ避け風車の制作 まとめ ***********
 今日も3つ、風車を制作しました。
 以前は、ペットボトルで作っていましたが、1年経つと風車が壊れてしまいます。市販の風車は1台1400~1500円くらいしているので、もう少し安く、また、簡単に作ることができるように考えてみました。
【必要な材料】
 下の画像は風車の部品です。
 羽2枚、方向舵1枚は、百均で購入できます。厚さ1mmです。1枚買えば羽と方向舵の一組作ることができます。羽のサイズは、長さ25センチ、幅15センチくらいで、形はおおよそ楕円に近いものです。方向舵も同じくらいのサイズです。厳密に形を決める必要なく、2つの羽のサイズが合っていれば良いかと思います。ハサミで切ることができるので、形は自在にできます。
 羽、方向舵を取り付ける塩ビのパイプは、ホームセンターなどで調達できます。最も細いパイプで内径が13mmのものです。もう少し細いパイプがあればベストですが、水道用の塩ビパイプは13mmが一番細いようです。2mの長さのパイプで250円くらいです。風車を1つ作るだけなら1mあれば十分です。1mのパイプを3等分にカットします。1本の長さが33センチくらいになります。3本のパイプは、羽、方向舵、支柱に使います。
 塩ビのキャップは、パイプが入る大きさのもので内径が18mmくらいです。キャップは2個必要になります。一つは羽の回転部分、もう一つは風車の回転部分になります。このキャップは1個25円くらいです。
 2か所の回転部分には、M5×40mmのボルト、座金、ナットが必要です。塩ビキャップと羽を取り付けた塩ビパイプの間、キャップの内側の3か所に座金を入れて、回転がスムースに行くようにしています。ナットは、回転軸のボルトを留めるためで、2つのナットで締め付けすぎないように固定します。
 風車本体と支柱をつなぐところも、同じ要領でキャップを取り付けます。
 その他に、塩ビパイプに羽を取り付けるための細い針金が少々必要になります。
 以上が風車の制作に必要な材料です。これだけで材料にかかる費用は、おおよそ300円くらいかと思います。市販の風車1台の値段で、自作だと5台作ることができる計算になります。

【必要な工具類】
 ノコギリ・・・塩ビパイプをカットするため。
 電動ドリル
 ペンチ、ドライバー、ナット回しなど
画像4(風車の部品)

【制作手順】
 羽と方向舵を一組つくります。
 続いて、1m(または2m)の塩ビパイプを33センチほどの長さに切り、パイプを3本(長さ33センチ)作ります。
 1本のパイプの両側から長さ15センチほどの切れ目を入れます。羽を取り付けるための切れ目なので、2枚の羽の角度を考えて切れ目を入れます。切れ目の長さが15センチと長いですが、塩ビパイプはノコギリで簡単に切れ込みを入れることができます。
 2本目のパイプにも、1本目と同じ切れ目を入れます。2本目のパイプは風車の胴体部分になり、方向舵を取り付けるための切れ目なので、切れ目を入れるのは一か所だけです。
 1本目のパイプの切れ目に羽を差し込んで、ドリルで小さな穴をあけて針金を通し、塩ビパイプと羽が外れないように針金で固定します。2本目のパイプにも方向舵を取り付けておきます。
 1本目のパイプに2つの羽を取り付けたら、塩ビパイプの中央(重心の位置)にドリルで穴をあけ、座金を付けたボルトを通します。さらにパイプの反対側にも座金を入れ、あらかじめ穴をあけた塩ビキャップを通して、キャップの内側から座金、ナットを入れて羽がスムースに回転するところまでナットを回して行きます。ナットの位置が決まれば、さらにもう一つナットを入れて、2つのナットがしっかりと固定されるように締めて行きます。この時、最初に入れたナットが動くようであれば、ボルトのネジ山を潰してナットが動きにくくなるようにすると締め付けやすいです。
画像5(畑の風車)

 羽、塩ビパイプ、キャップを取り付けが終われば、風車胴体部分の塩ビパイプ(方向だが取り付けられているパイプ)に、羽、キャップを取り付けた塩ビパイプを差し込みます。風車の前後のバランスを取り、重心の位置に穴をあけて、ボルトを差し込み、もう一つのキャップを取り付けます。取り付けの要領は、羽部分のキャップの取り付けと同じです。
 胴体(2本目の塩ビパイプ)に取り付けたキャップに3本目の塩ビパイプを差し込めば、風車の完成です。
 説明を長々と書きましたが、実際に制作してみると、それほど時間はかかりません。2か所の回転部分のナットの調整くらいが、若干面倒ですが、全体的には簡単な作業です。
 羽の角度を決め、切れ込みを入れるのが上手く行けば、ほぼ成功かと思います。
 ペットボトルの風車より耐久性があるのではないかと思っていますが、これから1年間使用してみて、構造、材質等を改良してみたいと思っています。
 春先、晩秋の頃になると、畑にモグラが出没するようになります。野菜の根や蒔いた種を荒らされないようにするには、風車が最も手軽で効果があるのではと思っています。
画像6(畑の風車)

*********** 本日の収穫 ***********
 畑の雪が解けたのでほうれん草を収穫しました。日に日にあたたかくなり、ほうれん草がトウ立ちを始めてきます。冬の間、収穫してきたほうれん草も、そろそろ片づける時期が来ました。
 畑の隅にあるフキノトウは、ほとんど花が開いています。固いつぼみの状態ならよかったのですが、花が開きかけたフキノトウを収穫してみました。
画像7(ほうれん草とフキノトウ)



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