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スイートバジル・フレンチマリーゴールドの採種2016年09月05日 15時51分

[バジル] ブログ村キーワード

*********** 高砂ユリ ***********
 庭に生えている高砂ユリの花が増えてきました。フェンスの向こう側は小さな公園ですが、その中にも高砂ユリが咲いています。
画像1(高砂ユリ)

 野生の花なので、カサブランカのように大きな花ではありません。花はそれなりに綺麗です。花が終わると種がこぼれて、あちこちに出てくるので困ることもあります。
画像2(高砂ユリ)

画像3(高砂ユリ)

*********** アフリカンマリーゴールドの刈り込み ***********
 庭から一段下がったところに畑があるので、庭と畑との行き来のためコンクリートの坂を作ってあります。その坂の北側で空き地との境に少しばかりの土地があります。トウモロコシを植えたり、花を植えたりしています。今年はアフリカンマリーゴールドの種を蒔きました。
 種を蒔いただけで間引きもしていないので、伸び放題になっています。先日の台風で、空き地側に倒れてしまいました。
画像4(マリーゴールドの刈り込み)

 空き地には草が茂っていて、マリーゴールドがその上に倒れているため、空き地との境目が分かりません。蛇が苦手で、草むらの中にいるような気がして、なかなか刈り込めませんでしたが、今日、思い切って刈ってみました。
画像5(マリーゴールドの刈り込み)

*********** スイートバジルの採種 ***********
 先週土曜日に花殻を採ったバジルの種取りをしました。
 種の大きさは、玉ねぎの種と同じくらいです。土のフルイとして使った出汁取り用の金網の目が丁度合うので、これに花殻を入れて、手で揉むようにしながら種を取りました。
 花殻が完全に乾いていれば全て取り切れますが、まだ、乾ききっていないので花殻の中に種が残っています。フルイにかけた花殻を捨てないで、もう少し乾燥させてから2度目の種取りをするつもりです。
画像6(スイートバジルの採種)

 1度目で取れた種です。これだけでも、来年蒔くのに十分な量です。
画像7(スイートバジルの種)

*********** フレンチマリーゴールドの採種 ***********
 フレンチマリーゴールドの花殻は、アフリカンマリーゴールドに比べると細くて小さいです。そのため乾くのも早いので、種を採ることにしました。
画像8(フレンチマリーゴールドの花殻)

 マリーゴールドの花殻は、花が終わりかけた頃(下の画像左側)から花が完全に終わって花弁が紡錘状になって枯れてしまった状態(下の画像右側)まで、いくつかの段階があります。
画像9(フレンチマリーゴールドの花殻2種)

 どちらの場合も種を取るために、花弁とガクの境目で、花弁を切り落とします。額を割って広げると種が現れてきます。ガクの根元近くの黒い部分が種です。花殻を早く取り過ぎると種の部分が黒くなっていないです。
 ガクを広げて種を抜き取ります。ガクの根元付近に種が付いているので引き抜くのですが、完全に枯れた状態だと、ガクを広げただけで種が外れてこぼれます。
画像10(花殻の花弁部位の切断)

 花殻から種を分ける作業は単純ですが、花殻が多いと、結構、めんどな作業です。昨年は花殻の状態で乾燥させ、今年の春、花殻から種を取りながら蒔きました。この場合は、花殻を十分に乾燥させないと、保存している間にカビが生えてきます。
画像11(花殻と種に分離)

*********** ルコウソウ・アサガオの採種 ***********
 ルコウソウのこぼれ種が鉢の上に落ち、芽が出ていました。来年のために種取りをしました。
 下の画像の左から、ルコウソウ、大輪のアサガオ、半つる性のアサガオの種です。
 大輪のアサガオは、濃い紫に白色の班が入ったアサガオの種です。他のアサガオは種の殻が緑色をしているので採種出来ません。
画像12(ルコウソウとアサガオの種)

*********** 朝日新聞「折々のことば」より ***********
 朝食前に新聞を読んでいます。最初に目を通すのは県内版の”おくやみ欄”です。次に、”天声人語”、”折々のことば”を読み終えた後、おもむろに一面から順に読んで行きます。株式欄とスポーツ欄は表題のみで読み飛ばしています。広告欄が多く、1時間もあれば読み切ってしまいます。
 今日の”折々のことば”は、写真家 植田正治氏の”私の写真作法”からの一文です。一度読んだだけでは、”何のこと??”と思ってしまいますが、鷲田清一氏の解説を読んで、もう一度、植田氏の一文を読むと、ジワッと心の中にしみこんできます。
 バジルやマリーゴールドの種採りをしながら、今朝の”折々のことば”を思い返していました。就職して間もない20代の頃、念願だった一眼レフカメラを買いました。職場にもカメラを持って行き、毎日36枚撮りフイルム1~2本、撮っていました。当時は白黒写真が主流でした。引き伸ばし機を買って、下宿の部屋の隣にあった2畳ほどの物置部屋を改造して暗室を作りました。大家さんはお婆さんで下宿人は私一人だったので、部屋を自由に使わせて貰っていました。撮りためたフィルムは休日に現像、引き伸ばしして、部屋中広げて乾かしていました。
 カメラ雑誌に投稿し、掲載されたこともあります。40代の頃までカメラは、いつも、私のそばにありました。撮る対象が自然から子供の成長記録など家族写真へ代わりました。50代は責任を伴う仕事が多くなり、カメラを手にすることが少なくなりましたが、退職後は、再び、趣味として、カメラを持ち歩くことが習慣となっています。
 写真雑誌によく投稿していたアマチュア写真家がなぜ「かくもたあいなく消えてしまう」のかと、記されていますが、アマチュアだからこそ、執着心が無いのかもしれません、しかし、写真に打ちこんだほどの重さをもっていた人は、その後も、対象が異なっても、必ず、夢中になっているものがあるのではないかと思っています。
画像13(朝日新聞「折々のことば」)



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