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雪は少しずつ減ってきています2014年02月24日 15時53分


***** 温度計 *****
 雪が溶けてきたため、積雪は少しずつ減ってきています。
 今朝8時の気温は+1℃でした。温度計は昨日まで雪に埋もれていたので、10日振りに現れました。そのため、最低気温、最高気温は何時の日のものかは分かりません。
画像1(温度計)

***** 本日の除雪作業 *****
 今日も朝から庭の雪かきをしました。
 近所の車を救出したり、道路の雪かきをしたりしていたので、我が家の除雪が後回しになっていました。
 午前中は、道路から玄関までのアプローチの雪かきをして、レンガ敷きのところを歩きやすいように広げました。雪が壁のように高くなっているので、作業前はやる気が失せてしまいます。少しずつ雪を取り除いて行けば、確実に雪が経てくるので、やり始めると、もう少し頑張ろうという気になります。
 午後は、ウッドデッキの前の雪かきをしました。レンガ敷きの幅は90センチあるので、芝生のところが見えるところまで雪をかいて広げました。

 今回の大雪で、近所の方と一緒になって雪かきをしたので、普段話をしたい方とも話をすることが出来ました。いろいろな家があり、それそれの事情や性格などが分かり、雪かきをするのも良いものだと思えるようになりました。
 我が家から南の突き当たりにKさん宅があります。間口が狭く、北側に玄関と駐車場があって、日当たりが悪いので雪がなかなか溶けません。大雪の降った日から2、3日、家が無人状態になっていました。ご主人は電力関係の仕事を、奥さんは看護師さんで、夫婦とも泊まり込みで仕事をされていたようです。雪による対応が一段落して、家に戻ってこられたのですが、車を駐車場に入れることが出来ません。ご主人が一人で雪かきを始めたので、手伝いに行きました。その後、このご夫婦は、逢うたびにお礼を言われます。これまで、近所とのつきあいがなかった方なので、よほどうれしかったのかと思います。
 Kさん宅の雪かきをした翌々日、Kさん宅の北側に隣接するEさんのお宅の駐車場の雪かきをしました。Eさんの家族は、私より10才ほど若い息子と80才を過ぎたお母さんの二人暮らしです。お母さんの方は高齢で持病もあって、最近は家から出てくることが少なくなりました。息子の方も健康を害していると聞いています。
 Kさんちの雪かきをしているときにEさんも出てきて少し手伝っていましたが、すぐに止めて家に戻ってしまいました。
 Eさんちの駐車場には車が雪に埋まっている状態で、雪かきをした形跡はありませんでした。まず、車を動かせるように、道路までの除雪をしました。車を雪の中から掘り出して、乗り出せるようにしました。
 作業をしている間、お母さんが今の窓を開けて様子を見ていました。息子の方は除雪に加わっていましたが、苦しそうに呼吸をしていて、それをお母さんが心配そうに見ていました。
 2時間ほどかけて除雪をして、車が乗り出せるようになりました。

 Eさん宅の除雪をした翌日、Eさんの家の横の道路に積み上げた雪を取り除き、道幅を広げました。この除雪にはSさん家族、Aさんなども加わり、近所総出で作業をしたのですが、Eさんちの息子は出てきませんでした。作業が終わりかけた頃になって、Eさんの息子は、作業をしている我々の間を通って外出して行きました。
 前日の具合の悪い状態はどこへ行ったのかと、目を疑ってしまいました。それに、作業をしている間を無言で歩いて行く姿を見ていると、この男はどんな心臓の持ち主なのかと思います。

 我が家の雪かきは誰も手伝ってくれそうにないナと、独り言をいいながら黙々と作業をしました。  雪かきで、様々な人間模様を見たような気がします。
画像2(除雪)



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