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　昨夜、フレームの塗装を依頼してあったPaint工房.netの内本さんからメールがありました。塗装が完了したので発送したとのことでした。今月７日にこちらからフレームを発送したので、約２週間で仕上がったことになります。
　午前中に荷物が届きました。梱包してある箱の一部が破れていなのでフレームに傷が付いているのではないかと心配でした。届けた宅急便の方は、私が破れているところを点検していたら、万が一傷ががあるようなら対応しますといっていました。
　箱の破れか所から手を入れてみましたが、フレームがない部分だったので大丈夫でした。箱から出してみました。各チューブやエンド部分などには緩衝材があり、丁寧な荷造りになっていました。
　剥離と塗装に出す前のフレームは、サビや傷が無数にあり、塗装が剥げていたり、色が変色していて全体的に黄色くなっていました。 　フレームは、元の色と同じパールホワイトです。光沢が出るようにと、３コートパール仕上げになっています。
　3コートパールはベースカラー（ホワイト）をペイントした後、その上にパールをペイントして、さらにその上からトップコートクリアーをペイントするのだそうです。自動車メーカーでも使用されている塗装方法だそうです。
　塗装前が黄色く変色していたので、全く別のフレームのように見えます。４０年前は、こんな色だったのかと思います。
　シートチューブに”APLS”の文字がありましたが、汚れと擦れで消えかかっていました。これを復元してもらいました。
　リストアをしているので、できるだけ元の状態に復元するというこだわりがあり、このロゴマークもその一つでした。フレームの剥離・塗装だけならば基本料金１万８千円です。ロゴ復刻だけで５千円かかってしまいました。基本料金は剥離と下地の塗装だけです。３コートパール塗装はオプションなので別料金4千円かります。また、BB下部の傷補修、サビ部分の補修なども別途経費がかかります。
　フレームを送るときに、フォーク部分のワン金具を外せなかったので、そのまま送りました。ヘッドパーツの着脱もしていただくことにしたので、その工賃もあり、結局、送料を含め、３万９５４円かかりました。自転車に関心のない方から、これだけ掛けるのなら新車が一台買えるのではないかと云われそうです。

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