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冬菜の間引き2014年03月23日 16時35分


***** ヘビ捕獲機の制作 *****
 高枝切りバサミが壊れてしまいました。
 昨年新しく購入し、数か月使っただけでした。
 壊れる前はヘビを捕まえるのにも使っていました。先端のハサミの部分で捕まえるのですが、刃が鋭く、レバーを握る力加減をしなければ切り落としてしまいます。レバーを半分くらい握ってヘビがハサミから抜け出ない程度に押さえていました。昨年は庭や畑へ行く坂で4回、ヘビを見かけましたが、そのうち2回は高枝霧ハサミで捕まえました。
 壊れた部分は、先端のハサミの根元で、棒に固定されている側のハサミが折れてしまいました。材質が鋳物のようなので力を入れすぎると脆くて折れてしまいます。
 壊れた高枝切りバサミを修理し始めてみましたが、完全に切断しているのでつなぐことができません。修理することをあきらめ、壊れていない柄の部分を生かして、ヘビ捕獲機を作ってみました。
画像1(ヘビ捕獲機)

 長さ30センチのトング(ステンレス製)を柄の先端にボルトで取り付けます。柄の側はハサミが取り付けてあった穴を利用し、トングの片側にドリルで穴をあけ、ボルトで固定しました。
 高枝切りバサミは柄の手元のレバーを握ると、柄の中を通っているワイヤーが引かれハサミが閉じるようになっています。
 トングの片側を固定し、もう一方をワイヤーで引っ張るようにすれば、トングではさむことができます。トングの先端から役3分の2のところに穴を開け、ワイヤーを通します。ワイヤーは自転車のブレーキに使っていたのがあったので、それを流用しました。
 ワイヤーの一端はトングの片側に固定し、もう一端を柄の中から出てきているワイヤーの金具に結び付けました。これだけでは、レバーを引っ張った時に、トングに通したワイヤーの方に抵抗がかかるので、スムースにトングが動きません。トングを固定した柄の部分にL字金具を取り付け、L字部分を少し広げました。ワイヤーのカーブが大きいので、トングからl字かなぐの範囲にチューブを通し、その中をワイヤーが抜けるようにしました。このチューブも自転車で使われている金属製のものです。
 出来上がったヘビ捕獲機を試してみました。レバーを握るとトングが閉じます。若干、弱いような気がしますが、トン部の先端部分には切れ込みが入っているので、ヘビがトングの間からひげ出すことはないだろうと思います。
 壊れて使えなくなった高枝切りバサミがヘビ捕獲機としてよみがえりました。材料費としてかかった費用はトング98円のみです。制作時間は30分(実際は試行錯誤しながらだったので1時間ほどかかっていますが...)でした。
画像2(ヘビ捕獲器)

***** 冬菜の間引き *****
 冬菜の間引きをしました。2畝ある冬菜のうち短い方の畝を行いました。下葉が枯れていたりするので、それらを取り除き、風通しと日当たりを良くしました。
画像3(間引き前の冬菜)

 「冬菜」という名で呼ばれているので冬の間に収穫できるのかと思われがちですが、実際にはこれから4月にかけてが収穫時期になります。冬菜はアブラナ科の野菜で、4月中旬以降には菜の花が咲きます。その蕾のときも採って食べることができます。脇芽が伸びてくるので、主に柔らかい脇茎を収穫すること方が多いです。
画像4(間引き後の冬菜)

 間引きで、多くの間引き菜が収穫できました。
画像5(間引き菜)

 間引きをしなかった、もう一つの畝です。こちらの方は、間引きをした畝の冬菜に比べると小さいです。ハウスが南側にあったので日当たりが悪かったためと思われます。
画像6(冬菜)

***** 有機肥料 *****
 昨日、近所のAさんから肥料をいただきました。昨年も、この時期に同じ肥料をいただいています。夕食のおかずを届けたりしているので、そのお礼の意味があるようです。おばさんは「何も差し上げるものがないので...」と言っていました。
画像7(肥料「サンソイル」)

 1袋20kg、3袋いただきました。
 有機肥料のようですが、原材料を確かめもせず、昨年は使っていました。袋の裏側の説明をを読んでみると、原材料は「下水汚泥」と書いてありました。
 EM菌などで完全発酵された肥料だとはいえ、下水処理した汚泥が原料というのには、若干抵抗があります。
画像8(肥料「サンソイル」)

 気になったのでネットで調べてみました。全国で多くの企業が下水汚泥を原材料に肥料を生産しているようです。農林水産消費安全技術センターというところがあって、そこでは汚泥から作られた肥料の検査を行って公表しています。「サンソイル」には主要な成分等として「TN、TP、TK、TCu、TZn、TCa、C/N」、有害成分として:ひ素、カドミウム、水銀、ニッケル、クロム、鉛」が含まれていたと昨年8月の検査で分析結果を公表していました。他の企業の肥料もおおむね同じような成分が含まれていました。安全基準はクリアーしているようです。
 完全発酵し、分解している肥料です。このような肥料を有機肥料というのかと思いますが、どのような有機肥料を使っても有害成分を微量ながら含んでいることがsわかります。
 店頭に並ぶ野菜の表示に無農薬、有機栽培などと書いてあっても、使用している肥料や土壌に有害成分が皆無ということはあり得ないです。だからと言って野菜を食べないという話にはなりません。野菜だけでなく、肉や魚にも、また、それが育つ牧場や海洋、その餌となる牧草やプランクトンなどにだって、有害物質は含まれているはずです。
 短絡的に、有機栽培の野菜だから安全で安心、化学肥料や農薬を使っているから安全でないなどというのは愚の骨頂でしかありません。
 「自分で作った野菜だから安心ですネ」と言われますが、収穫した野菜の成分を分析しているわけではないので、安全かどうかは定かではありません。農薬や化学肥料を使用しなければ、店頭に並んでいるような形のそろった、虫食いのない野菜ができるとは思えません。
 野菜作りの特典は、とれたての新鮮な野菜を、旬の時期に食べられることかと思っています。
画像9(肥料「サンソイル」)



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