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恵林寺、ころ柿(枯露柿)の里、ハーブ庭園2012年12月01日 16時08分


***** 乾徳山 恵林寺 *****
 今日から師走。一年が経つのが早いです。
 今朝は曇り空で、時々、薄日が射していました。
 先月、テレビで、恵林寺の紅葉やころ柿の農園などを紹介していたので、行ってみることにしました。10時半に家を出る予定で家内に伝えてあったのですが、出かけたのは10時40分になっていました。恵林寺までは40分ほどで行けます。
 紅葉の時期を過ぎているので、観光客は疎らでした。恵林寺は夢想国師の庭があることでも有名です。乾徳山を借景に、池の周りにはモミジやしだれ桜などが植えられ、四季折々に楽しむことが出来るように工夫されています。また、武田信玄、柳沢吉保の墓があります。
 本堂では法要が営まれていました。
画像1(恵林寺)

 拝観が終わり外に出ました。受付横に植えてある松の木の剪定作業をしていたのか、白砂の上にブルーシートが敷かれ、その上に松の葉や小枝が落ちていました。家内は「松の枝が欲しい」と言い出しました。お正月の飾り付けに使うと云うのです。黙って拾うわけに行かないので、家内は受付に頼みに行きました。受付の脇から係の方が出てきて松の小枝を2本拾って渡してくれました。正月の飾り付けに使うには早すぎるのではないかと思います。観光地でありながら、お寺の受付の方の気さくな対応に感謝です。
画像2(恵林寺の松の小枝)

***** ころ柿の里 *****
 恵林寺の近くにころ柿の農園があると聞いていたので、歩いて探すことにしました。恵林寺の最も外側の山門近くに車を止めていたので、その付近を歩いてみましたが見つかりません。家々の軒先や庭に百目柿がツルされていますが、目的の農園ではありませんでした。2つ目の山門近くまで戻ったところで、道路から目的の農園の看板を見つけることが出来ました。恵林寺と道路を隔てた反対側に、その農園はありました。庭や軒下に3万5千個の柿が吊るされていました。恵林寺の観光バスの駐車場脇にあるので、団体の観光客が立ち寄る場所のようです。今日は土曜日ですが、観光客も少ないです。農園の方が柿を吊す作業をしていました。声を掛けると手を休めて、話しをしてくれました。ころ柿は1ケ月半ほど干してから出荷となるようです。また、野鳥の被害はないのかと尋ねると、畑にある甘柿は突くが、吊してある柿は渋柿なので食べないそうです。
画像4(干し柿)

 庭先で、出来上がった、ころ柿の販売もしていました。一番小さなパックを一つ買ってきました。販売している横の物置にはころ柿にできない柔らかくなった百匁柿がコンテナに入っていました。農園の入り口に1個百円と書かれていましたが、コンテナの柿はタダでいただけるというのでキズが小さな柿を5個貰ってきました。
画像3(干し柿)
 車の止めてある場所までもどったところで、もう一軒柿を売っている店がありました。農園に行くときに見ていった店です。固い百匁柿がポリバケツに入っていました。家内は毎年、スーパーで干し柿にする百匁柿を買っています。スーパでは15個で千円くらいだそうです。バケツ山盛りになっている百匁柿も1パイ千円でした。15個以上入っているようなら買って帰ろうと決めました。数えてみると18個くらい入っていました。店の方に1パイ買うことを告げると、ポリバケツに入った百匁柿をレジ袋に入れ、更に隣にあった百匁柿を2つ入れてくれました。店の方の話しだと、「柔らかい柿が入っているかも知れないので、2つ追加しておきます」とのことでした。
 恵林寺の受付の人も農園のおばさんも、店の方も、大変おおらかな人柄で感心しました。この付近は柿の栽培をしていますが、ブドウや桃なども作っています。日当たりが良く、肥沃な土地で、果樹栽培には適した地域なのだろうと思います。そのためか、住んでいる人々もおおらかなのかも知れません。

***** ハーブ庭園と足湯 *****
 車に乗り込み、帰路の途中にあるハーブ庭園を目指しました。時刻は正午を過ぎていました。ハーブ庭園に行く途中で昼食を取ることにしました。「釜あげうどん」の大きな看板が目に入り、立ち寄ることにしました。広い駐車場でしたが、止まっている車が多いです。店の入り口付近には行列が出来ていました。昼時なので込んでいるのかと思っていましたが、店に入ると、チラシが貼ってあって、それには「毎月1日は釜あげうどんが半額」と大きな文字で書いてありました。並280円、大盛380円が、その半額の140円、190円です。大盛りより多い「特盛り」というのもありました。
 店の中でも行列が続いていましたが、待ち時間は10分ほどでした。厨房が中央にあって、その周りに客が並び、トレイを持って行くと、釜揚げうどんとつゆの入った器をトレイに載せてくれます、更に、進むと、トッピングの具が幾種類も置いてあって、自分の好きな具を皿に載せて行きます。私はかき揚げ、ちくわの天ぷら、タコとショウガのかき揚げを、家内はちくわの天ぷら、タコとショウガのかき揚げ、サツマイモの天ぷらを皿に載せました。トッピングの具にはそれぞれ値段が表示してあるので、予算に合わせて選べるところがイイです。具を選び終わると、会計になります。二人で700円余りでした。たまたま入ったうどん屋さんで、うどんが半額の日だったのは幸運でした。いつもは、吉田の固いうどんばかりですが、たまには讃岐うどんも良いものです。

 うどん屋さんを出たのは午後1時を回っていました。10分足らずでハーブ庭園に到着しました。庭園のいたる所にクリスマスの飾り付けがされていました。ハーブ庭園も来園者が少なく、最初に入ったシクラメンのところでは、係員が近づいてきて、珍しいシクラメンを説明したり、栽培・管理方法を詳しく話し始めました。私たちは、毎年、来園していること、今年は、これで3回目の来園であることなど伝えると、大変恐縮していました。
 温室の中には、シクラメンの他に、洋ラン、ハーブなどがあります。庭園の名前の通り、ハーブについては種類が豊富です。温室と温室の境に植えてあった時計草がなくなっていました。太い蔓が温室の天井近くまで伸び、さらに横に広がっていましたが、蔓が根元から切られていました。
画像5(ハーブ庭園)

 温室を出て、バラの庭園の方へ向かいました。バラの庭園の奥に、新しく足湯が作られていました。私たちが近づくと、地元のおじさんやおばさんが、足湯から出るところでした。近所の方らしく、毎日やって来るそうです。足の痛みが無くなり、よく温まると話していました。温泉だそうです。少し硫黄の臭いがしていました。少し離れた場所には若いカップルが足をつけていました。私たちも靴下を脱いで湯に足をつけました。わき出してる近くは50℃近くで熱いですが、今日のように寒い日は近くでも足をつけることが出来ました。湯に浸かっている部分だけ、温まって赤くなります。しばらく足湯を楽しんで、ハーブ庭園を後にして、午後3時前に自宅に帰ってきました。
画像6(ハーブ庭園)



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