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憂鬱な一日でした2011年09月03日 21時23分


 今朝7時過ぎに電話がありました。義父からです。最近、デイサービスに行きたくないのか、方だの調子が思わしくないと云って電話がかかってきます。その都度、家内は実家へ出かけ、義父の状態をみたりして対応しています。今朝は、足下がふらつくのでデイサービスを休みたいということでした。台風の接近で風雨が強く、大雨洪水警報が出ていたので、義父の気持ちも分からないわけではありません。行きたくないなら、行きたくないとだけ云ってくれれば良いのですが、必ず、体調の不調を理由にするので、電話だけでは心配になり家内は出かけなければなりません。週3日(火、木、土)、デイサービスを受けています。デイサービスでは入浴させてもらえるので、今日、行ってくれないと、4日間風呂に入らないことになります。それでは困るので、発熱、低血圧などの症状がない限り、出かけてもらった方が、私たちは安心です。送迎のワゴンが来ることになっていましたが、施設に電話をして、後から送り届けるから入浴だけさせて欲しいとお願いしておきました。
 家内が出かけた後、暫く経って、義母が入所している施設から電話がありました。昨夜10時30分頃、部屋の中で、義母が転倒したとのこと。今朝方まで様子を見ていたが、微熱もあり、転んだところが痛むというので、救急車で市立病院に搬送したとのことでした。病院へは施設の看護士が付き添っているが、家族の方に病院へ来て欲しいという依頼でした。
 義父の家にいる家内に電話をして、義母のことを伝え、私がとりあえず病院へ行くことにしましたが、その後、家内から折り返し電話があり、義父はデイサービスには行かず、自宅にいるとのこと。そして、家内自身が義母の搬送された病院へ行くことになりました。家内からの連絡を待ち、いつでも出かけられるよう、自宅で待機していました。

 家内からの電話を待っている間、私の方の叔母の施設入所申込書の記入をしました。叔母は、現在、自立して生活できる方々が入っているケアハウスにいます。しかし、何度か異常な言動が見られ、ケアハウスでは対応できないとの連絡をもらっていました。今年7月に、介護認定を更新し、要介護2から要介護3に上がりました。ケアハウスの担当からは、療養型の病院を進められましたが、老人病院は3ヶ月経てば退院させられてしまいます。特養に入ることは、要介護3では難しいですが、とにかく申し込みだけはしておきたいと伝えたところ、その書類を送ってくれました。ケアハウスへの手紙と申込書を作成して郵送できるところまでやっておきました。

 10時30分過ぎに、家内から電話連絡があり、レントゲン検査の結果、義母は左大腿骨骨折と右肩関節の骨折をしているとのことでした。整形外科の担当医は義母の体力にも依るが、全身麻酔で2ヶ所、同時に手術をしてしまった方が良いだろうとのことでした。ただ、手術の予約が混んでいて、何時、手術できるかは未定ですとのこと。
 手術の日程が分からないというのも変な話で、医者が手術のスケジュール表を調べれば、すぐに分かることではないかと思います。何故、手術日が定まらないのか、理由が分かりません。

 午後1時過ぎの家内から電話では、義母はお腹がすいていたのか昼食を全て食べ、現在、眠っているとのこと。昨夜、痛みで寝むることができず、朝食も食べられなかったためだと思われます。眠っている間に、入院に必要な物品の買い物と義父の昼食の準備をして、再び、病院に戻ってきたところでした。
画像1(カエル)

 午後4時近くなって、家内は義父を連れて帰ってきました。これまでにも何度か、昼間、義父を連れてくることがありました。家に一人でいることに不安を感じているためか、時々、体調不良を訴え、その度に、我が家に連れてきています。夕食の食べっぷりを見ていると、食欲がないととか、胃がもたれるとかいった様子はみられません。たぶんに、気持ちの持ちようが関係しているように見受けられます。デイサービスの風呂に入らなかったので、我が家の風呂に入れました。

 帰宅後の家内の話では、買い物から戻ってきたときに、担当医の上司にあたる医者から話があると云って別室に呼ばれたそうです。その医者の話では、義母の手術は年齢的にも大変であること。手術の日程が定まらず、その間、入院していれば、施設の方に戻ることが出来なくなってしまうこと(施設の決まりでは、1ヶ月以上の入院の場合には、施設に戻ることが出来ないと云われています)。手術をしないで、このままの状態(骨折した状態)で過ごさせることを勧めるような口ぶりだったようです。医者は治療し、病気や怪我を治すのが仕事ではないかと思いますが、その最善の努力をしないで、骨折のまま生活させることを勧めるとはどういう考えなのでしょうか?私には全く理解できません。
 また、最初に診てくれた担当医は手術をすることを考えていたようなのですが、あとのベテランの医者の方は手術をしない方を勧めています。同じ病院内の医者同士の連携が図られていないように感じました。骨折状態での生活とはどういう生活になるのか、素人の私でも分かることです。骨折の痛みを堪えながらの生活など想像できません。それに、骨折状態では施設では受け入れてくれるはずもありません。

 先月、義母は左乳房脇のしこりを切除しました。そのしこりの精検結果が術後1週間経ったところで判明するので、その説明を聞くため、家内と義妹が病院に行きました。ところが、精検結果が出ていなくて、その日には説明を受けることが出来ませんでした。結果が出ていないことは分かっていながら、病院からの連絡は一切無く、病院へ約束の日に行ってみて初めて知らされ、日を改めて出直すことになりました。その対応の悪さには驚かされるほどです。
 この病院のスタッフ、職員達は、患者へのサービスをどのように考えているのか知りたいものです。立場の弱い患者・家族は不満をかかえながらも、従わざるを得ないのです。一方、この病院とは対照的に、私が手術、入院した病院は、院長自ら、誠意ある患者への対応、看護士、医療スタッフ、受付事務職員、清掃や病院への送迎など、行き届いたサービスが目を引きます。どの病院関係者も(事務職員でさえ)、患者への挨拶や怪我・病気への気遣い、配慮をしてくれました。

 もう、十数年前になりますが、私の母も義母が入っている病院に入院したことがあります。認知証があり、自宅で介護をしていた頃のことですが、熱を出して診てもらい、様子を見るとのことで入院しました。入院初日の夜中に病院から電話があり、巡回する看護士について回っていて困るので迎えに来て欲しいと云ってきました。深夜遅く、病院から母を連れ戻してきました。 
 私が入院していた病院では母のような患者はナースステーションに連れてきて、眠くなるまで面倒をみていました。夜間勤務の看護士は2人で、忙しそうに仕事をしていましたが、どの患者に対しても誠意ある看護をしているのが見て取れました。
 病院によって医療の業務、サービスへの考え方や対応が異なるのかも知れませんが、少なくとも患者の立場に立った医療であって欲しいと思います。


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