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滝野川ゴボウ2010年02月14日 17時53分

滝野川ゴボウ
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 雨や雪は止みましたが、晴れ間の少ない曇り空です。
 大根、里芋、ニンジン、ゴボウが畑に埋めて保存しています。
 まだ、近くの山々には雪が残っていますが、畑の雪はなくなりました。日一日と暖かくなって来る時期ですので、貯蔵してある野菜はそろそろ掘り出してしまわねばと思っています。
 これらの野菜の内で、我が家で人気の高いのはゴボウです。

 滝野川という品種で、江戸時代の元禄の頃に、滝野川というところ(現在の東京都北区滝野川)で作られた品種だそうです。現在、栽培されているゴボウはこの系統のものが多いそうです。

 我が家ではこのゴボウを様々な料理にして食べてきました。その中でも、鯛と一緒に煮付けたゴボウは、鯛のうまみがしみ込んでいて味が格別です。
 今夜の夕飯にも、これを作るというのでゴボウを掘り出しました。(写真①、②))
 直径が4cmもある太いゴボウですので固そうに見えますが煮付けると柔らかくなってきます。ゴボウを鍋の下に一面敷き詰めて、その上に鯛を置いて煮詰めます。毎回、鯛を買うのはコスト高ですから、鯛のアラ(鯛の頭)を使うことが多いです。

 滝野川ゴボウの栽培は昨年はじめての経験でした。
 昨年3月14日に予め準備しておいたビニール袋に種を蒔き(種は一昼夜、水に浸けたもの)ました。(写真③)
 ビニール袋は肥料や堆肥の入っていたもので、大きめの袋2つを連結させ、長さが1mくらいのものです。その半分の50cmを地中に埋めて地表には50cm出ています。
 種蒔きは点蒔きし、随時、間引きをして、一つの袋に10本程度にしました。ゴボウの種を蒔いたのと同時に、マリーゴールドの種も蒔き、線虫被害を無くすようにしました。
 地表に出ている部分は、夏場、高温に生るのを防ぐため、稲藁で囲って保護しました。
 途中、追肥をしたりアブラムシが発生して取り除いたりしましたが、秋まで順調に育っていました。
 秋口には、間引きも兼ねて数本収穫しましたが、直径1cmほどの細いものでした。
 10月末(29日)にビニール袋の側面を裂いてゴボウの収穫をしました。(写真④、⑤)
 袋の中では、ゴボウが互いに絡まっていたり、股に分かれていたりして取り出すのに手間取りましたが、地面に直接植えるよりも掘り出すのは楽だったと思います。
 太くて長い、想像していたよりも巨大なゴボウが幾本も収穫できました。この状態から、固くて食べられないのではと心配でしたが、サラダにしても柔らかくて、ゴボウ独特の香りと味を楽しむことが出来ました。
 今日、掘り出してみると、沢山あったゴボウも残りわずかになってきました。
 今年も3月中旬頃にゴボウの種蒔きをしておこうと思います。



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