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滞在2日目2009年11月28日 22時57分

[紅葉] ブログ村キーワード

 朝から雨が降っていてました。
 鉛色の空にと対照的に宿のモミジの紅葉が華やかに見えます。
 終日、叔母と一緒に過ごすことになるので、雨が止めば、叔母を連れて実家へ行ってみようと考えていました。
 叔母は朝、起きてから終始喋りっぱなしで、同じことを何度も話します。それに逐一応えるため、喉が嗄れるし、疲れるはで大変でした。
 昼前に雨が小降りになったので、出かけてみることにしました。1年8ケ月、空き家状態なので、ゆっくり実家で過ごすことも出来ないだろうと思っていましたが、行ってみると、既に、S氏が来ていて、部屋の掃除をしてストーブをつけ、部屋を暖めてくれて待っていてくれました。
 叔母に家の様子を見せるだけで、昼食は外で食べる予定にしていましたが、掃除もしてあり部屋も暖かいので、ここで昼食にすることに予定を変更しました。叔母とS氏を家に残して、弁当などの買い出しに町まで戻りました。S氏は私が戻るまで待っていてくれて、私と交代して帰って行きました。

画像(中学校校庭)
木々の紅葉 中学校の校庭


 実家から店のある町までは十数キロあります。その途中に中学校があり、古い木造の校舎が建っています。正門前には数台の車が止まっていたので廃校にはなっていないようです。私が通った中学校ではないので様子は分かりませんが、軟十年もの間、時間が止まってしまったような風景です。

画像(中学校校舎)
木造の校舎


 校舎の回りにある田んぼは稲刈りが終わって、新しい稲が芽吹いています。山梨の私が住んでいるところでは見られない風景です。
 「山装う」と云いますが、山陰の晩秋の山々は赤や黄色で彩られるだけではなくて、緑の木々も所々にちりばめられています。私はこの風景を久しぶりに見たような気がします。小学校、中学校、高校をこちらで過ごし、秋になると、図工や美術の時間に、必ず、この風景を描いた記憶があります。最初は山の輪郭を描いて、1本、1本の木や葉を丁寧に描いて行くのですが、色を重ねて行くに従って、木や葉の区別が無くなり、最後は幾何学模様になってしまったのを思い出します。

 中学校の前の道路脇には桜並木があります。昨年、叔母が骨折して、何十年ぶりかで、この道を通ったときに、満開の桜を見ることが出来ました。たまに車が通るくらいで、人通りもなく、車を止めて暫く桜を眺めていました。

画像(中学校前の桜並木)
中学校前の桜並木 H20年4月撮影


 叔母と昼食を済ませたところに、近所の方が訪ねてきました。実家の前の田んぼをこの方に貸しています。今は畑にして野菜を作っているようです。叔母が施設に入るようになったため、来年も借りることが出来るのか聞きに来られたようです。来年も借りられるなら、冬の時期に堆肥を入れておきたいとおっしゃっていました。実家の庭も草が伸び放題ですし、近所に迷惑を掛けているので、畑として使って頂けると、こちらも大変助かります。是非、お使いくださいと話しておきました。
 その後、近所の家に挨拶に行ったり、家の中を見て回ったりして過ごました。3時間ほど実家にいて、3時過ぎには旅館に戻ってきました。




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